【※あらすじはあまり説明しませんが唐突に重大なネタバレをしますのでご注意ください】
1巻ラストでは透君が由希、夾、時雨の家から出ていく・・・のかと思いきや由希と夾の二人が迎えに来て結局戻ってくるというところで終わりました。
1巻では、十二支スタンプラリーのうち、子(由希)、戌(時雨)、亥(神楽)の3人に会っています。残り9人でしたが、2巻では卯(紅葉)と辰(はとり)の二人に会いました。残りは7人ですね!
2巻のあらすじをめちゃくちゃ大まかにいうと
・透くんの親友うおちゃんとはなちゃんの草摩家お泊まり
・透くんたちの学校の文化祭
・はとりの可哀想すぎる過去話
・夾と由希が草摩本家での宴会サボって透くんと三人で年越し
・・・って感じです。
透くんと由希と夾の三人が仲良くて可愛すぎる。
この3人の掛け合いは一生見ていられますわ・・・
では2巻の号泣ポイントです↓
由希くんが先輩たちにお願いされて断りきれず女装してみんなに「可愛い」と言われまくって「男が可愛いって言われても嬉しくない・・・」と嘆きますが、それを聞いた透くんは「でも私は、お母さんに可愛いって言ってもらえることが嬉しかったです。大好きだぞーって言ってもらえてることだから」そう伝えるのです。由希くんはその言葉で気を取り直すのです・・・。自分の価値観を押し付けず、でも自分の感じたことをちゃんと伝えることができる、そんな透くんが素晴らしく尊い。で、こう言った後に、心のなかで透くんは「お母さんお母さん、もう二度と言ってはもらえないけれど」と呟くんです・・・いやまじでほんとやめて泣かせないで・・・
お母さん亡くしてまだ数ヶ月だもの、全然悲しみは癒えてないよね、透くんまじでけっこう辛いはずなのにどうして他人にこんなに優しくできるのかしら・・・。
透くんの良い子さ神がかってません?こんな素晴らしい人間を生み出してしまう作者の方はもしかして聖人なのでは???
ほんと透くん健気・・・
最近は透くんがアニメで出てくるだけで目頭が熱くなりますし、漫画は読むたびに目が溶けるんじゃないかな位に泣けて泣けて大変なので、できるだけ悲しいエピソードは読まないようにしております。話がよすぎてすぐ号泣しちゃうからさ・・・でも残念ながら登場人物の過去エピソードってほとんどすべて悲しくて辛くて今すぐ助けにいきたくなる話ばかりで辛いんですよね。いや最高なんですけどね。キャラクターが本当に存在するんじゃないかって錯覚起こすくらい感情移入してしまいます。
フルーツバスケットは人生。
この巻で私の好きなセリフは、名言というかテンポが良いなと気に入ったのが夾が由希に言うセリフで
「いいぜ畜生上等だ・・・格闘でもっててめえに勝つ。それが今の俺の目標なんだー!!」
この「いいぜ畜生上等だ」って言いたくなりませんか?(笑)
自分だけかな・・・
たしかはじめて読んだときからこのフレーズ好きだったなので、兄と喧嘩するとき真似して言ってたかも・・・ヤバ・・・と懐かしいながらも恥ずかしくなりました。
この巻ははとりの過去の話が結構重いので、他のエピソードはそんなにシリアス展開はありません。
はとり以外はけっこうコミカルな話が多い巻だと思います。